鉄人28号:奪われた操縦器

しかし携帯テレビで見た。ビデオはセットしてあるんだけどテープの残りが足りなかったような気がして。
アメリカのマフィアとか、床に仕込んだ電流とか、レトロとしてしか楽しめないはずの要素なのに妙にワクワクしてしまうのは、単に回顧趣味というだけでは片付けられない。微妙な「間」そしてレイアウトというか構図の妙なんだろうなあ。
「カッコいいロボットも、結局は戦いのための兵器でしかない」という、ロボットアニメを真正面から否定しかねないテーマを、いわゆるロボットものの元祖である鉄人28号がやるからこそ意味がある。マジンガーガンダム核兵器も同じものなのか。兄弟が死ぬ原因となった鉄人を壊してしまいたいという、(本来は悪人であるはずの)村雨の行動原理は、一番まともで実直だ。
だからといってマフィアに渡すっつーのはどうかと思うが。



仕事に戻ります。眠い。